美容医療広告規制2

2018年6月19日

6月も半ばを過ぎて、ネットの医療広告規制は効果を発揮しているようです。大手の美容クリニックはこぞって、規制に従うようなホームページにリニューアルしています。これもネットパトロールが大きな貢献をしています。前回のブログで書ききれなかった詳細を紹介します。

一般財団法人「日本消費者協会」に、医療機関のウェブサイトを監視する「医療機関ネットパトロール相談室」があり、10人前後のスタッフがパソコンで医療機関のサイトをチェックして、嘘や大げさな表現がないか確かめています。ネットパトロールは、改正医療法の成立を機に、同協会が厚生労働省の委託を受けて、昨年8月からすでに実施されています。12月までに730のサイトをチェックし、112の医療機関に改善を通知した実績があります。複数回の通知でも改善されなければ、6月からは都道府県などに情報を提供して、都道府県が立ち入り検査や、中止・是正命令も行える権限を持っています

医療機関ネットパトロールは、http://iryoukoukoku-patroll.com/ (電)03・3293・9225となっています。

 

規制される内容も明確化されて、禁止される表現は、

①「絶対安全な手術です!」などの「虚偽広告」

②科学的根拠の乏しい治療法の効果を強調する「誇大広告」

③最高の医療を提供しています」などの「比較優良広告」

④個人の主観に基づく「体験談」

⑤費用やリスク、治療内容の詳細のない「施術前・施術後の写真」-など。

 

違反した場合には6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金が科されます。

また、医療機関のサイト以外にも対象を拡大して、特定の医療機関からの広告料などで運営される「ランキングサイト」や「口コミサイト」、個人が報酬を受けて医療機関などを推奨するステマブログ(ステルスマーケットいわゆる客寄せの『サクラ』)も規制の対象になるようです。

 

美容医療が、医療として節度を持って正常化されるのは大歓迎です。今後の美容医療のネット広告に注目してみてください。

 

朝の走行距離8.99km 消費カロりー536kcal  

腹筋0回 腰痛のため休養中