毛髪再生医療

2012年4月19日

昨日、東京理科大再生医工学のチームがマウスを用いた実験で毛の再生に成功した記事が載っていました。

毎日新聞より

毛を生みだす器官の幹細胞を培養して皮膚に移植し、同じ太さや硬さの毛を何度も生え変わらせることに、東京理科大などのチームがマウスの実験で成功した。18日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。

 毛は皮膚に無数にある「毛包(もうほう)」という器官で作られ、体表まで伸びる。毛が抜けても毛包があれば、同じ場所から生える。

 辻孝・東京理科大教授(再生医工学)らのチームは、大人のマウスから毛包の幹細胞を採取して培養し、生まれつき体毛のないマウスの背中に移植した。その結果、7割のマウスに3週間後に毛が生え、元のマウスと同様に3~5ミリまで伸びた。毛の硬さや縮れなどの特徴も同じだった。自然の毛のように、周期的に生え変わった。

移植する幹細胞の数を増減させることで、発毛の密度や本数を変えた。色素に関わる幹細胞を加えて培養し、白い毛を黒や茶にすることもできた。

 組織や器官に再生する幹細胞は、通常は胎児にしかないが、毛包の幹細胞は大人にもある。そのため、自分の細胞を培養して使う、新しい発毛治療の開発が期待できるという。辻教授は「人へ応用するには、広い範囲に生やすための幹細胞の増幅技術の向上などが必要。10年程度を目標にしたい」と話している。【久野華代】

北里大学形成外科でも同様に毛髪の基礎研究を行い、本年度より形成外科学再生医学として講座が立ち上がりました。

今後は臨床医学にも、幹細胞を使用した治療法が主役になる可能性も秘めていますが、何年後のことになるのでしょうか??

 

 今朝の走行距離 12.4km 消費カロりー 853kcal