2023年度診療実績

2023年度(1~12月)診療実績

初診患者数 1188名
手術件数 1316例
レーザー治療・光治療・ハイフ 719例
ヒアルロン酸・ボトックス 129例
トレチノイン治療 327例

手術件数1316例は、形成外科保険手術963例、美容外科・美容皮膚科手術353例でした。

形成外科保険手術963例の内容

良性腫瘍摘出術 782例
外傷による縫合 40例
眼瞼下垂手術 34例
陥入爪手術 19例
皮膚悪性腫瘍切除術 8例
その他 80例
   

(2023年度について)

①昨年度と比較して、新患数は7%減少し、手術件数は昨年と変わらず、美容皮膚科領域は3%減少しました。新患数に関しては、当院開業からの受診者が2万5千人を超えており、再初診の患者さんも多かったためと思われます。
②形成外科保険手術は、良性腫瘍摘出術が全体の81%で外傷4%と同じく例年通りでした。眼瞼下垂の保険手術は増加して34例(3.5%)でした。また、皮膚悪性腫瘍切除術は8例で、基底細胞癌6例・ボーエン病2例でした。
③美容外科・美容皮膚科手術は、前年とほぼ同じ症例数でした。アクロコルドン・顔面多発性脂漏性角化症除去術、重瞼埋没法、上眼瞼・下眼瞼たるみ取り、鼻美容手術、、瘢痕修正術、フェイスリフト、ピアスケロイド・ピアス耳垂裂などが行われていました。大竹医師の美容外科手術は増加しており、(特に下眼瞼たるみ取り・中顔面リフト)今も3か月待ち状態です。
④美容皮膚科領域、レーザー治療・光治療・脱毛・HIFUは機械の入れ替えのため減少しましたが、ヒアルロン酸・ボトックスは13%増で、自宅でスキンケアしてシミ・シワを改善するトレチノイン治療は10%増加しました。
⑤当院の診療は、手術が52%、メスを使わない美容皮膚科施術が48%となっており、形成外科保険診療と美容外科・美容皮膚科の治療に幅広く対応している施設として位置づけられると考えます。        
診察はほぼ完全予約制となり、患者さんの待ち時間の短縮に努めております。本年度は、前横須賀共済病院・形成外科部長の北村医師が新しく診療に加わり、レーザー脱毛の機械は春ごろには一新する予定です。 形成外科保険診療と安全でエビデンスのある美容外科・美容皮膚科治療を提供できますように今後ともスタッフ一同精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。  

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