2020年度診療実績

2020年度(1~12月)診療実績

初診患者数 1441名
手術件数 1340例
レーザー治療・光治療 722例
ヒアルロン酸・ボトックス 100例
トレチノイン治療 286例

手術件数1340例は、形成外科保険手術985例、美容外科・美容皮膚科手術355例でした。

形成外科保険手術985例の内容

良性腫瘍摘出術 806例
外傷による縫合 47例
眼瞼下垂手術 38例
陥入爪手術 25例
皮膚悪性腫瘍切除術 10例
その他 59例
   

(2020年度について)

①昨年度と比較して、新患数は新型コロナの影響もあり2割減でしたが・手術件数は昨年より3%増加しました。これは、皮膚科的疾患で来院される患者さんが受診を控えて、形成外科の手術が必要な患者さんの比率が増えたことによるものと考えられます。
②形成外科保険手術は、良性腫瘍摘出術が全体の82%で、昨年度と比べて35例増加していました。眼瞼下垂の保険手術については例年通りで、保険適応のない自費での上眼瞼たるみ取り手術は増加していました。また、皮膚悪性腫瘍切除術は10例と過去一番多い症例数でした。
③美容外科・美容皮膚科手術は、アクロコルドン・顔面多発性脂漏性角化症除去術、重瞼埋没法、上眼瞼たるみ取り、眼瞼美容手術、、瘢痕修正術、フェイスリフト、ピアスケロイド・ピアス耳垂裂などが行われていました。
④新型コロナの影響で、直接に美容施術が必要なレーザー治療・光治療・脱毛は2割減、ヒアルロン酸・ボトックスも3割減でしたが、自宅でスキンケアをするトレチノイン治療はほぼ例年通りでした。        
新型コロナ対策を徹底した結果、診察はほぼ完全予約制となり、院内が密にならないように十分に注意しています。2020年2~5月は美容施術が半減して、手術が主体の診療となりました。新型コロナが、形成外科治療にも大きく影響を与えた1年でした。
形成外科専門医・皮膚外科指導医は、2025年まで資格を更新しました。形成外科保険診療と安全でエビデンスのある美容外科・美容皮膚科治療を提供できますように今後ともスタッフ一同精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。    

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