美容外科

わきのお悩みについて

ボツリヌス治療

自律神経の働きを弱める作用により発汗を抑制します。当クリニックでおこなっています。

施術

麻酔クリームを塗って30分後に、片側約30か所のワキにボトックスを注射します。その場で 簡便にできる反面、効果の持続期間は4~6ヶ月となります。

※ボトックスはアメリカのFDAにおいて安全性が確認されており、世界60カ国で使用されています。筋肉と神経の伝達を遮断する作用があり、日本でも厚生労働省許可の下、眼瞼痙攣・顔面痙攣などの治療に使用されています。ただし今回の治療は痙攣の治療ではありませんので、承認外治療として行いますことをご理解ください。 また、全身性の神経筋接合部の疾患などの病気をお持ちの方(重症筋無力症・筋萎縮側索硬化症など)は治療できません。また今後6ヶ月以内に妊娠する可能性のある女性は使用を控えてください。(男性は3ヶ月)

副作用

注入後は、注入した部分が赤くなりますが1~2日で赤みは取れます。また、注入部位により腫れたり、皮下出血が起こる場合があります。時間と共に自然と消失していきます。

汗腺を直接減らす腋臭症手術:超音波メス吸引法(キューサー法)

超音波振動で組織を破砕して吸引除去する超音波吸引装置はCUSA(キューサー)システムと呼ばれ、血管や神経へダメージをあまり与えることなく操作できるため、消化器外科や脳神経外科手術で広く採用されています。この装置を使いほとんど出血なく、安全にアポクリン汗腺を除去する腋臭症手術がキューサー法です。

傷は1~1.5cmと小さく広範囲にアポクリン腺を除去でき、術後の安静も少なく済む反面、アポクリン腺除去が不確実になることがありますので、やはり装置に精通したドクターを選ぶ必要があります。使用法によって、剪除法とほぼ同様のアポクリン腺除去効果を認めます。そのため、汗は50~60%軽減し、臭いは80~90%軽減することができます。

*下記の論文でも考察していますが、私は傷が最小限で、匂いを80~90%軽減可能なキューサー法が、最も理にかなった手術法だと考えています。

当クリニックでは、この装置を使用した腋臭症手術(キューサ法)を行っています。

院長が執筆いたしました腋臭症手術(キューサ法)についての論文は
下記よりご覧いただけます。
鈴木敏彦、武田啓:腋臭症・腋窩多汗症治療・超音波破砕粉砕吸引part1
形成外科増刊号vol59, 121-128,2016年

手術

麻酔は局所麻酔で行い。腋の中央を約1,5cm切開して超音波メスを入れ、アポクリン腺を 除去していきます。多少音が聞こえますがほとんど痛みを感じませんので安心して下さい。手術終了後、綿を用いてテープ・包帯による圧迫固定を行います。

経過・合併症

手術後2・3日まで包帯で固定し、6・7日目までテープ固定を必要とします(通院必要)。ガーゼ交換の際に臭いが軽減していることを患者さんとともに確認します。術後の経過観察は半年間必要です。

合併症

感染・血腫:ほとんど起こりませんがその場合には通院必要です。
テープかぶれ:圧迫のためテープ固定は必ず必要なため皮膚の弱い方はご相談下さい。
瘢痕による引きつれ感:1-3ヶ月少なからず感じますが、徐々に軽減します。
やけど:超音波メスの先が熱を持っているため米粒大1-2カ所おこることがあります。

ワキ(腋臭症・多汗症)に関する診療料金

腋臭症手術(超音波法) 260,000円
腋臭症手術(超音波法)・再手術 60,000円
ワキボトックス 70,000円